トピックス(2014年分)(各写真はクリックで別ウインドウに拡大表示されます)
とうほく街道会議 鉄道分科会でパネリスト
日 時 2014年11月14日 15時20分〜17時
場 所 岩松旅館(仙台市作並)
鉄道愛好家の市民活動団体の「みちのく鉄道応援団」の顧問として3年お手伝いしています。
現在の活動の関心事は、仙山線の交流電化関連遺産の保存・活用です。これまで、調査やフォーラムを通じて我が国初の交流電化関連遺産の大切さをアピールしてきました。
最近は、沿線の市民や仙台商工会議所、作並温泉旅館組合他、多くの皆さんが、これらの地域遺産の存在や歴史文化技術的価値に関心を抱くようになりました。
そして「とうほく街道会議・第10回交流会 関山フォーラムでも仙山線の交流関連遺産を鉄道遺産としてとらえ、将来にわたる保存・活用を語り会いました。
おりしも、土木学会の推奨土木遺産に選定されましたが、本当は、文化財としての位置づけが大切で、国登録や重要文化財を目指したい気持ちでいっぱいでした。
日本鉄道保存協会2014年度総会・見学会
日 時 2014年11月1日(土)〜2日(日)
1日目 総会・交流会
全国から100名を超える会員やオブザバー、関係者が集い、2014年度鉄道保存協会総会を、片上鉄道保存会のご尽力で美咲町(岡山県)で開催いたしました。見学会は、旧片上鉄道吉ケ原駅と今回新たに160m線路を延長した黄福柵原駅間でおこなわれました。
片上鉄道保存会の活動は活発で、本格的に気動車等の歴史的車両を動態保存され、各方面から高い評価を得ています。我が国の先進的な動態保存事例として海外でもその知名度は高い。
総会では、平成25年度事業、収支報告、平成26年度事業計画、収支予算他が審議されました。また、北海道江別市の「山田コレクション」の保存状況についても報告書をもとに説明がありました。
開催地報告は片上鉄道保存会のほかJR西日本岡山支社が津山機関車庫の保存公開の二つの事例があり、各地からの報告は、丸瀬布森林鉄道、小坂鉄道保存会、JR東海リニア鉄道館、四国鉄道文化館の担当者が壇上に上がりました。
さらに、特別発表として日暮誠一さんのお知り合いの「ベルギートラム保存会」の市民活動のメンバーがダイナミックな動態保存例を披露されました。
夜は、楽しい交流会で親睦を深めました。
2日目 片上鉄道とJR西日本津山機関車庫を見学
黄福柵原駅開業と160m延伸の式典や線路締結式がありました。たくさんの方々が全国から訪れ、吉ケ原駅、黄福柵原駅は大賑わいでした。森岡さんご夫妻、会員の皆様お疲れ様でした。感謝。
午後は、JR西日本津山機関車庫を見学。気動車がずらりと並んだ扇形庫は壮観。JR岡山支社の信江さんお疲れ様でした。感謝。
全国産業観光フォーラム、分科会でコーディネーター
日 時 2014年10月30日(木)〜31日(金)
場 所 秋田県小坂町
近代化遺産を活かした観光まちでくりで注目を浴びている小坂町(秋田県)で全国産業観光フォーラムが開催されました。一昨年から小坂鉄道の再生に秋田県のアドバイザーとしてかかわってきた縁で、このたびのフォーラム参加しました。
今年、5月にオープンなったと小坂レールパークを中心に近代化遺産中の鉄道遺産を観光資源として活かしている全国の皆さんがパネラーで登壇、また、産業観光を推進しているJR東海会長須田 寛さんにアドバイザーをお願いいたしました。
会場は機関車庫で機関車を前にしたフォーラムとなり大いにもりあがりました。分科会の報告は全体会議でも発表しました。会場は、小坂町自慢の「康楽館」(重要文化財)でした。
市域に根差す鉄道遺産を文化財や観光資源として活かし、活性化の主役にしたいと報告いたしました。鉱山町の歴史文化資源を最大限いかす戦略が小坂町のアイデンティテイーです。ぜひ、たずねてください。
「東京オリンピックと新幹線展」で講演
日 時 2014年10月21日(火)午後2時〜3時30分
場 所 江戸東京博物館
演 題 「新幹線と日本人の生活文化」
江戸東京博物館で開催中の企画展に合わせて講演を行うことになりました。日本人ならではの発想から生まれた新幹線の車両や地上設備には私たちの生活文化がいっぱい詰まっています。
新幹線は、機械、土木、建築等の技術の集積で成り立っているからです。
生活文化の視点から新幹線を見直すと益々その魅力に引き込まれて行くでしょう。ご興味のある方、ぜひどうぞ。
RAC 2014年研究集会・見学会と講演会・シンポジウム
日 時 2014年9月20日(土)〜21日(日)
場 所 ホテル岡谷
主 催 RAC
RACの研究集会が岡谷市(長野県)を中心に行われました。見学会や講演会・シンポジウムと内容は充実。公益社団法人横浜歴史資産調査会(ヨコハマ ヘリテイジ)と力を合わせてシルクロードネットワークを設立するために今回は、絹生産の根拠地である岡谷の絹文化をテーマとしました。
交流するみなさんの笑顔が印象的な研究集会でした。
館林市で歴史を生かしたまちづくり講演
日 時 2014年9月9日(火)午後7時〜9時
場 所 旧二業検番(現公民館)
主 催 館林まちなみ研究会
後 援 館林市
今年3月にNPO法人 街・建築・文化再生集団(RAC)事務局長中村さんのご紹介で館林市で講演を行いました。
その縁で、今回はまちなみ研究会の毛塚会長のお招きで再訪し講演を行いました。
館林市は、かつての城下町、近代に入って商業都市として繁栄しました。町の歴史を伝える歴史的遺産が街の各所に残り、歴史を生かしたまちづくりに向けて市民、行政が頑張っています。
東京新聞 2014年9月15日朝刊に記事が掲載されました
公益在団法人 横浜市緑の協会 設立30周年記念シンポジウム
「歴史的建造物の保存と活用」山手の西洋館の魅力再発見でコーディネーターを担当
日 時 2014年9月27日(土)13:00〜16:00
場 所 横浜市開港記念会館
主 催 公益在団法人 横浜市緑の協会
横浜市所有の山手の7つの西洋館を保全・管理している公益財団法人横浜市緑の協会主催の記念シンポジウムが9月27日(土)に開催されます。
建築家安藤忠雄さんの講演をはじめ山手ゆかりの専門家・市民が集い将来に亘る山手の歴史的環境保全を語り考えます。ぜひ、ご参加ください 。
江戸東京博物館「東京オリンピックと新幹線展」を企画コーディネート(新幹線関係)
開催期間 2014年9月30日(火)〜11月16日(日)
2007年に江戸東京博物館で「鉄道博覧会」を企画コーディネートして以来、全国各地の博物館、美術館、百貨店、ホテル他で鉄道を生活文化の視点から「鉄道展」を約30回おこなってきました。
今回、原点の江戸東京博物館で「東京オリンピックと新幹線展」をお手伝いする機会に恵まれ、不思議な縁を感じています。東海道新幹線が開業して今年で50年。昭和30年初期から日本国有鉄道のプロジェクトとして始まった新幹線計画は、全国に広がり、経済と文化の発展に寄与しているのです。
世界に類を見ない緻密で高精度の新幹線システムは我が国の誇りでもあります。展示は、新幹線前史・華の東海道本線、夢の超特急の登場、未来に羽ばたく新幹線と3つのテーマで構成いたします。
前史として特急「はと」「つばめ」、交流電化、車両の近代化・軽量化が生んだ高性能特急電車151系の活躍も紹介。また、新幹線モデル線区〜東海道・山陽新幹線、東北上越新幹線そして現代の花形「はやぶさ」「スーパーこまち」、日立製英国版高速鉄道「クラス395・ジャベリン」他も紹介します。
貴重な資料、記念品、考古品、写真、模型を一斉展示いたします。ぜひ、ご覧いただければ喜ばしく存じます。
9月30日のNHK首都圏ネットワークで取材を受け放送されました。
「会津金山町で講演」ー地域遺産を生かしたまちづくり・鉄道遺産編ー
日 時 2014年8月21日(木)14時30分〜17時
場 所 金山町横田地区公民館
主 催 金山町、金山町観光協会
東映(株)ヘッドプロデューサー山本健治さんの友人、雑誌「自遊人」の西澤代表取締役からのご紹介で会津金山町で講演を行いました。
目的は、只見線の復興と魅力の再発見です。2011年の集中豪雨で橋梁の流出や軌道の崩壊などで3年以上経過して現在も会津川口駅ー只見駅間がバス代行になっています。
只見線は会津若松駅(福島県)と小出駅(新潟県魚沼市)を結ぶ四季を通じて風光明媚なJR東日本の路線です。沿線自動車道の発達や人口の減少で乗車率は年々、減少傾向にありますが、昭和40年代に国鉄によって福島と新潟を結ぶ路線として全通した経緯があります。沿線5市町では、一日も早い復興を目指して声をあげていますが、なかなか前に進まない状況にあります。現実的には復旧費用の半分は福島県、地元自治体で予算化済であとは、国とJR東日本の腹ひとつだそうです。
講演では、只見線沿線の歴史、文化、自然資源の再発見と観光路線としての新たなスタートを提案しました。行政だけではなく、地域市民が主役になって沿線活性化協議会の立ち上げ、復興を全国にアピールし、全国の皆様と一緒に実践策を推進することを薦めました。
また、「只見線は全国区」であるほど知名度が高いことを再度お話しして講演を締めくくりました。
最後に町長の長谷川律夫さんが「田中角栄さんが只見線は 未来永劫存続」と常に言っておられたと披露し拍手を浴びていました。
*講演会をお世話くださいました、坂内 譲さん、菊地多香子さんにお礼申し上げます。感謝。
1970(昭和45)年10月
米山撮影のC11重連
鉄桟橋竣工120周年記念イベント ダイサンバシ大学で講演
日 時 2014年8月20日(水)、8月27日(水)、9月10日(水)、9月24日(水)、10月8日(水)
会 場 横浜港大さん橋出入国ロビー
主 催 横浜港大さん橋国際客船ターミナル(指定管理者:相鉄企業株式会社)
協 力 公益社団法人 横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)
横浜に港の要である大桟橋の鉄桟橋が竣工して本年で120周年を迎えます。
これを記念して大桟橋を会場に「ダイサンバシ大学」を設け、ヨコハマの歴史を生かしたまちづくりをみなさんと推進することを目的に講演会・シンポジューム(5回連続)を行います。
講演会の後にはビヤーパーティを行います。ぜひ、ご参加ください。
旧三井物産株式会社横浜支店倉庫の保存を考える緊急シンポジウムは盛会
8月中に所有者のケン・コーポレーションが取り壊し予定している旧三井物産横浜支店倉庫の保存活用を訴えてシンポジュームを行いました。当日は、横浜恒例の花火の日でしたが、120名をこえる市民や専門家の皆さんが参加くださり、盛会となり感謝いたします。
各先生から倉庫の歴史文化的価値等について次々にお話しがありました。堀先生は、富岡製糸場が世界文 化遺産に登録されたのに肝心要の生糸貿易を支えた横浜には同倉庫の存在は不可欠と力説されました。最後に西先生の提言で、参加者や下記先生方のご意見をもとに大会アピールを作成することになりました。アピール文(pdf)を紹介いたします。
日 時 2014年8月5日(火)19:00〜21:00
会 場 横浜市開港記念会館 6号会議室
パネリスト
水沼淑子(関東学院大学 教授)
大野 敏(横浜国立大学 大学院 准教授)
堀 勇良(建築史家)
鈴木伸治(横浜市立大学 教授)
吉田鋼市(横浜国立大学 名誉教授)
総 括
西 和夫(神奈川大学名誉教授 公益社団法人 横浜歴史資産調査会相談役)
コーディネーター
米山淳一(公益社団法人 横浜歴史資産調査会 常務理事・事務局長)
主 催 公益社団法人 横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)
「みんなの鉄道ランド・福岡」を企画コーディネート
一昨年、博多阪急デパートで鉄道展を開催し好評を博しましたが、今回は福岡の中心部の天神で開催。
西鉄やJR九州の魅力満載の展示といたしました。特に東海道新幹線開業50周年記念もあり新幹線を意識した展示に力を入れました。東海道本線〜東海道新幹線そして山陽、東北、上越、さらに北陸新幹線。発展する新幹線を紹介しました。一方、西鉄では大牟田線、貝塚線の歴史文化を紹介。大人から子供まで家族で 楽しめる展示に仕上がりました。
ドクターイエローの乗車、HOゲージの運転体験も大人気。賑わい会場は華やかです。是非、お越しください。
開催期間 2014年7月20日(日)〜8月17日(日)
場 所 西鉄ホール(天神ソラリアステージ6階)
主 催 東映株式会社、西日本鉄道株式会社 他
協 力 西日本旅客鉄道株式会社、九州旅客株式会社
企画コーディネート 米山淳一
「山形県史跡市町村協議会で講演」
日 時 2014年7月17日(水)午後3時〜4時
場 所 山形県最上町 みどりホール
演 題 「歴史を生かしたまちづくりと地域活性化・茅葺編」
一般社団法人日本茅葺文化協会の理事として山形県最上町で講演をいたしました。全国の茅葺民家等の保存活用事例を紹介し、今後の山形県内における茅葺文化の保全を図るという内容でした。参加者は県内の市町村の文化財担当者約40名。
熱心に聞き入ってくださりご質問のいただきました。講演後は、最上町内に「封人の家・旧有路家住宅」(国重要文化財)や堺田地区の分水嶺を見学したしました。「封人の家」とは国境を守った庄屋で1600年代中期の大型の寄棟民家でもちろん茅葺屋根です。80歳になる茅葺職人さんが3年をかけて葺きあげたもので繊細で迫力ある大屋根は圧巻です。松尾芭蕉が荒天を凌ぐために3日滞在した記録が残っています。その時読んだ句は、民家に馬が同居している様子が盛り込まれていて、小国村(現最上町)が馬の産地であったことを示しています。
また、封人の家のある地区は日本海と太平洋を分ける分水嶺になっています。JR陸羽東線 堺田駅前では分水嶺を実感できる水の流れが人気です。40年以上前の学生時代に陸羽東線のC58形重連の雄姿を撮影に来たのも堺田でした。何か縁を感じた講演の旅でした。
毎日新聞6月24日朝刊「世界遺産になる富岡製糸場」にコメントが掲載
論説委員の重里さんのインタビューに答えたコメントが掲載されました。生糸文化は富岡にとどまらずに広範囲に及び輸出の拠点は横浜にあると言う視点です。
今年度、公益社団法人横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)でシルクロードネットワークを設立するに当たり良い機会になりました。
映画雑誌「PICT-UP」89号(2014年6月18日発売)に「松ケントーク」米山淳一さんと行く安中市 地域遺産紀行(後篇)が掲載
安中教会(国有形登録文化財)の歴史的空間でお話が弾みました。
第5回茅葺フォーラム・総会を開催 テーマ「ヨシ原とヨシ葺き その循環の再生」
第一セッション「琵琶湖をめぐるヨシ原と茅葺の現在と未来」でコーディネーターを担当
日本茅葺文化協会の総会・フォーラムが滋賀県長浜市で6月14日(土)〜15日(日)に開催されることになりました。
JNT時代に設立した「全国茅葺ネットワーク」がその前身で、一般社団法人化してからは理事として組織運営に関わってきました。
長浜鉄道スクエアー設立時からお世話になっている清水義康さん(長浜市観光協会事務局長)のご尽力で、内容豊かなフォーラムに仕上がりました。ぜひ、ご参加いただければうれしく存じます。
15日には、琵琶湖周辺の茅葺集落や茅場を訪ねます。
2014年度総会、フォーラム、見学会に全国から市民、行政、専門家、屋根葺師ほか約90名が参加し盛会となりました。2日間の様子を写真構成でお伝えいたします。
なお、来年の開催地は、東広島市(広島県)の予定で調整中です。
小坂鉄道レールパーク オープンイベントでトークショーに登壇
一昨年から秋田県のアドバイザーとして小坂鉄道の復活に関わっていましたが、2014年6月1日(日)から小坂駅構内でのディーゼル機関車他の歴史的車両の動態保存と体験運転が開始されます。これに関連して記念イベントが開催されます。
小坂町は、康楽館、鉱山事務所(いずれも国重要文化財)ほか多くの鉱山関連の近代化遺産を活かした観光まちづくりを推進してきました。今回の鉄道の復活で、ますます地域活性化が促進されることを期待しています。
日 時 2014年6月1日(日)13時〜15時
場 所 小坂町天使館
内 容 1.トークショウ 柳家小ゑんさん、米山淳一
2.落語「鉄の男」ほか
6月1日(日)めでたく「小坂鉄道レールパーク」グランドオープンを迎えました。当日は、快晴に恵まれ11時から小坂駅前で式典が盛大におこなわれました。小坂町長さんの挨拶や地元高校生によるよさこい踊りなど大いに盛り上がりました。
レールパークは小坂駅構内を再利用したオープンエアーミュージアムでもある。鉄道遺産であるデーィゼル機関車や珍しいラッセル車をはじめ多くの動態保存車両の展示や体験運転、歴史資料展示等を核としています。秋田県から2億円を超える予算を確保し駅構内の施設、構造物が整備され現役当時を彷彿させる景観が再現されている点が大きな魅力です。
小坂町は、近代化遺産を活用した観光振興の先進地でもあります。今回、鉄道を近代化遺産として再生したことに大きな意義があるのです。
当日の様子を紹介いたします。
獨協大学で「歴史遺産を旅する」を講演
2014年春のオープンカレッジで5回連続講演を行います。秋も予定しています。
映画雑誌「PICT-UP」88号(2014年4月18日発売)に「松ケントーク」米山淳一さんと行く安中市 地域遺産紀行(前篇)が掲載
映画「僕達急行 A列車で行こう」(2012・東映)で鉄道アドバイザーを担当して以来、松山ケンイチさんと縁あって対談や地域遺産の旅をおこなっています。
今回は、旧信越本線碓氷峠(横川ー軽井沢)の近代化遺産群(国重要文化財)と碓氷峠鉄道文化村と新島 襄ゆかりの安中教会(国登録有形文化財)ほかを訪ねました。
歴史・自然などの地域遺産を活かしたまちづくりや地域活性化に関心が深い松山さんとの旅は有意義な時が流れました。碓氷峠は国鉄の路線で急こう配で知られる難所でした。特に碓氷第三アーチ橋は難工事の末、明治26年に完成。これで信州の生糸が横浜に鉄道で運ばれるようになったのです。今もレンガ造りのトンネルや橋梁がそのまま残り、重要文化財として保存されています。廃線跡の一部は、散策道として整備され、訪れるみなさんに好評。
現地でお世話になった碓氷鉄道文化村館長の小板橋さん(日本鉄道保存協会会員)、友人のNPO法人RAC事務局長 中村さんと元安中市文化財課 萩原さんには多々、お世話になりました。心よりお礼申し上げます。
なお、後編では安中教会を訪ねます。(6月中旬発売)
「東海道新幹線50周年記念展・新幹線を生んだまち藤枝」で特別展示と講演
151系「こだま」形電車を使用して新幹線電車開発のために高速度試験を行った藤枝市で新幹線開業50周年を記念して「新幹線特別展示」をおこないます。米山と友人の倉繁 聡さんのコレクションも展示いたします。
テーマは 1.「華の東海道本線」2.「夢の超特急・東海道新幹線」3.「未来に羽ばたく新幹線」です
また、合わせて講演会「新幹線と日本人の生活文化」も行います。
新幹線展示
展示期間 4月13日(日)〜5月25日(日)午前9時〜午後5時(月曜・祝休日の翌日休館)
会 場 藤枝市郷土博物館・文学館
主 催 藤枝市(静岡県)
講演会
日 時 4月20日(日)午後2時〜3時30分
会 場 文学館講座学習室
演 題 「新幹線と日本人の生活文化」米山淳一
季刊誌「横濱」2014年春号に「すべての道は横浜へ」を執筆
絹貿易で繁栄した横浜とこれを支えて関東甲信越・東北地方に残る歴史的遺産を繋げる「シルクロード・ネットワーク」の設立を平成26年度(2014)に公益社団法人横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)で行います。関連記事を掲載しました。ぜひ、ご支援ください。
「わくわく鉄道ランドIN 池袋・サンシャインシティー」
期 間 3月20日(木)〜31日(月)
開催時間 午前10時〜午後5時
開催場所 池袋サンシャインシティー・ワールドインポートマート4階 展示ホール
主 催 サンシャインシティー・ぴあ・東映
企画コーディネート 米山淳一
昨年に引き続きサンシャインシティーでファミリー向けの楽しい鉄道展を開催いたします。
特に「頑張ろう!東北の地方鉄道コーナー」を設け東北地方の地鉄、第三セクター鉄道のポスター・パンフレット・関連資料を展示しています。合わせて地鉄。第三セクター鉄道のオリジナルグッズも各種販売しています。ぜひ、皆様、ご支援ください。また、たくさんの乗り物もご体験ください。
群馬県館林市「市民協働のまちづくりフォーラム」で講演
行政と市民の協働で「歴史を生かしたまちづくり」を推進する館林市(群馬県)は年々、その成果をあげている。歴史的景観創出の補助制度や歴史の小径整備など具体的な瀬策が功を奏している。観光ボランテイアも育ち、街歩きもさかんだ。
今回はまち歩きとフォーラムをセットにしたイベントが開催されます。ぜひご参加ください。
日 時 2014年3月17日(月)
まち歩き 午後3時〜5時
フォーラム 午後6時30分〜8時30分 市役所5階研修室
講 演 「市民協働の歴史を生かしたまちづくり」米山淳一(公益社団法人横浜歴史資産調査会 常務理事)
「第3回 神奈川県ヘリテイジマネージャー大会」でシンポジウムに登壇
日 時 2014年3月15日(土)13:00〜17:30
場 所 横浜開港記念会館6号室 詳しくはこちら(pdf)
歴史資産の調査・保存・活用に活躍する神奈川県ヘリテイジマネージャーは現在約150名。
第3回目の大会が来る3月15日に開催されます。
第1回の講演に引き続き第3回ではパネラーを担当。皆様のお越しをお待ちいたしております。
横須賀美術館で講演
週刊「新潮」の表紙を飾った独特の味わいの谷内六郎さんの作品を所蔵する横須賀美術館で講演を行います。作品に描かれている鉄道原風景をたどります。
あわせて鉄道原風景を形成する鉄道遺産の保存活用に関しても触れます。
日 時 2014年2月23日(日)午前11時〜12時
場 所 横須賀美術館ワークショップ室
講 師 米山淳一(地域遺産プロデューサー)
演 題 「谷内六郎からひろがる 鉄道の原風景」
主 催 横須賀美術館
「かやぶき民家を残す会」活性化委員会発足式で講演
「村上家住宅」(岩手県指定文化財)を長年、修復、保存されて来られた村上和子さんとお知り合いになり約15年。村上さんが手探りで始めた茅葺民家の保存への道のりに僕は今も感動し続けています。このたび、運動として市民、専門家、職人、行政を巻き込んで地域づくりの核としての茅葺民家の保存・活用を新たに始めました。
日 時 2014年1月26日(日)午後1時〜3時
場 所 なのはなプラザ4(一関市 市民活動センター)
講 師 米山淳一(公益社団法人横浜歴史資産調査会・地域遺産プロデューサー)
演 題 「かやぶき民家をいかす地域づくり」
座談会もあります。
協 力 一関市