トピックス(2020年分)(各写真はクリックで別ウインドウに拡大表示されます)
・歴史を生かしたまちづくりセミナー「旧横浜市庁舎の歴史・文化的価値を探る!」を開催
日 時:2020年12月5日(土)午後2時〜4時30分
場 所:横浜市役所1階 市民協働推進センタースペース A・B
講 演1「旧横浜市庁舎の設計者・村野藤吾が求めたもの」松隈 洋(京都工芸繊維大学教授)
講 演2「旧横浜市庁舎の建築概要」吉田鋼市(横浜国立大学名誉教授・公益社団法人横浜歴史資産調査会副会長)
話題提供 内田青蔵(神奈川大学教授・公益社団法人横浜歴史資産調査会社員)
トークセッション
松隈 洋、吉田鋼市、内田青蔵(コーディネーター)
主 催 公益社団法人横浜歴史資産調査会、横浜市、公益社団法人日本建築家
協会関東甲信越支部神奈川地域会(JIA神奈川)
当日はコロナ対策を施し、会場だけではなくリモートで配信する方法で行いました。松隈先生は京都からリモート参加、吉田先生と内田先生は会場参加の二重構造のセミナーとなりました。一般の参加者は、会場の関係から40名に制限させていただきまました。
松隈先生からは、村野藤吾が手掛けた各地の作品の紹介を通じて旧横浜市庁舎の設計コンセプトや文化論を語ってくださいました。吉田先生からは、旧横浜市庁舎の建物全体やディテールに秘められた意匠の魅力などからその存在価値を読み取ることの大切さをご披露いただきました。また、内田先生からは民主主義と市庁舎との視点から、市民に開かれた空間が生きている旧横浜市庁舎の素晴らしさをご教示いただきました。
私たちが愛してやまない旧横浜市庁舎の将来に亙る保存、活用に関して参加者一同、大いに参考になったシンポジュームでした。会の記録は、大切な資料として報告書にまとめて参ります。
ヨコハマヘリティジ・セミナー2020〜旧モーガン邸の新たな船出〜を開催しました
日 時 2020年11月28日(土)13:30〜15:30
場 所 藤沢商工会館ミナパーク3階会議室(藤沢市藤沢607-1藤沢駅から徒歩3分)
内 容 趣旨説明
旧モーガン邸再建計画調査報告について
旧モーガン邸を守る会のこれまでとこれから
シンポジウム『モーガン邸再建に向けて皆でエールを送ろう』
コーディネーター:菅孝能氏
パネリスト:渡辺剛治氏
鈴木芙都子氏
栗林恵美氏
廣田邦夫氏
総 括:後藤 治氏
2004年に2度の不審火により焼損した旧モーガン邸を、現在の所有者に代わって当公益社団が再建に取り組むスタートイベントとして11月28日(土)にシンポジウムを開催しました。(次第、配布資料は別添参照)
当日は、感染症対策のため定員を半分制限し、約60名の参加となりました。
趣旨説明から調査報告、シンポジウムへと順調に進み、「みんなで力を合わせて再建を」とのエールをいただき、お開きとなりました。
今後、再建に向けて藤沢市、旧モーガン邸を守る会と連携し、関連の事業や募金活動等を展開して参ります。
皆様におかれましても引き続き格別のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
汎交通 2020年度 Ⅱ号(2020年9月30日)特集 鉄道遺産の保存と活用 (PDF)
巻頭座談会に日本鉄道保存協会顧問 菅建彦と事務局長 米山淳一が参加しました。
合わせて日本鉄道保存協会正会員団体の活動事例を6カ所紹介いたしました。